中学校で行われる「実力テスト」
中間テストや期末テストなどの「定期テスト」では範囲が決まっているものの、
実力テストは範囲が決まっていない場合が多いです。
範囲が決まっていない、つまり、「これまで習ったところすべてが範囲!」ということになるため、
どう勉強すればいいかわからず、
結局、実力テスト当日まで全く勉強しなかった、という人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は実力テストで点数をとるための勉強方法をお伝えしようと思います!
中間テスト・期末テストの勉強をがんばっておく
この記事を読んでいる少し後に実力テストが実施される場合は、
すぐに役に立たないことを謝る必要がありますが・・・・。
実は、これまで受けてきた毎回の中間テストや期末テストの勉強が、
のちに行われる実力テストの成績につながっています。
実力テストは、これまで勉強してきた内容から出題されるもののため、
定期テストで勉強を頑張っていた人ほど
成績が良くなるのは当たり前ですよね。
定期テストが終わってしばらく時間がたっていても、
頭の片隅に勉強した内容が残っているものです。
実力テストのときに思い出して解ける場合が多いでしょう。
なので、これから受ける中間テストや期末テストの勉強を
しっかり頑張ることが、
そのまま実力テストの勉強になると思って
取り組んでください。
以前は解けたけど、今は忘れてしまっている内容を見直そう
あと数日で実力テストというときの
勉強方法としてオススメなのが、
昔は解けた覚えがあるけど、
今は解き方を忘れてしまっているものを
勉強することです。
この方法であれば、
少し勉強すれば
思い出せすことができるため、
効率よく広い範囲の勉強を進めることができます。
これまで解くことができなかった問題を
限られた時間の中でできるようにしていくのは
効率が悪いです。
解けないと不安になってしまうかもしれませんが、
範囲が広すぎる実力テストに「完璧」を求めることは不可能に近いので、
あきらめるべきところはあきらめましょう。
定期テストと実力テストとの大きな違いは
定期テストは「完璧」を目指してほしいですが、
実力テストに「完璧」は求めない方がいいことです。
学校の課題・宿題を利用して勉強しよう!
夏休みや冬休みが終わった直後に
実力テストを行う学校も多いようです。
学校によっては、休み期間の宿題から
実力テストを出題するという形式をとるため「テスト範囲」がある場合もあります。
その場合は、宿題を「こなすもの」ではなく「勉強するもの」としてとらえて、
内容を頭に入れる意識を持って勉強するといいでしょう。
宿題と実力テストの範囲が直接関係していなくても、
長期休みの宿題は、広い範囲の復習問題になっていることが多いですから、
宿題を解くこと自体が実力テスト勉強になっています。
そもそも、宿題はみなさんが勉強をして成績を上げるために出させているものです。
宿題に追われるのではなくて、宿題を利用するくらいの気持ちで取り組むようにしましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
実力テストは範囲が指定されていない分、
本当に「実力」が試されます。
日々の積み重ねが実力につながるため、
一回一回の授業や定期テストを真剣に頑張ってもらいたいです。
そして、実力テストの直前も
あせることなく、少しでも多く身に付けられたら点数が上がるという気持ちを持って
取り組んでもらいたいです。
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