中学1年生になって、
塾に入ろうかと考えていたり、
高校受験が近づいてきたから
塾に通いたいと考える際に、
「どの塾にしようか」と
悩むことが多いでしょう。
そこで今回は、
塾選びで失敗しないためのコツとポイント、
決め手となる基準を
元塾講師として裏側を知っている立場から
ご紹介したいと思います!
もくじ
ネットの口コミではなく、地域の評判で
近年では、
外食などで店を選ぶとき、
ネット上の口コミを
基準にして決めるという人も多くなっています。
しかし、
塾に関しては、
残念ながらネット上の口コミは、あまりあてにならないことが多いです。
なぜなら、
塾自体が地元に密着しており、
その塾に通う生徒数も、飲食店の客よりも断然少ないため、
口コミを書く人が絶対的に少なすぎます。
しかも、仮に口コミが書かれていたとしても、
1人か2人しか書いていないこともが多く、
「書いたその人の個人的な感想」としてでしかなく、
あまりあてになる情報ではないのです。
したがって、
ネット上の情報に頼るのではなく、
近くに住んでいる人や、通っている友達から直接聞くなどして
情報を集めた方がいいです。
説明会で「説明力」があるか
塾では、
特に1月~4月ごろや
長期休みの前などに
説明会を開くところが多いです。
その際には、
先生たちが自分たちの塾について
説明してくれるわけですが、
その説明がわかりやすいかわかりにくいかが、
とても重要な判断基準になります。
「授業力」と説明会での「説明力」は
必要とされる能力は似たようなもの。
説明会が下手な先生は、
授業も下手なことが多いです。
また、説明会で説明している先生が、
その校舎で教えている先生でない場合は、
その塾は避けておいた方がいいです。
「その校舎の先生に説明会を任せると、生徒を集められない」と
判断されている場合があり、
授業力が不足している可能性があるためです。
オプション講座が多すぎる塾に注意!
塾といえば、
週に2日など授業を行うのが基本ですが、
それ以外に別料金のオプション講座を
設けている塾も多いです。
基本の授業では不足している力を
伸ばすために必要だから設定している塾もありますが、
中には売上アップのために
たくさんのオプション講座を
設けている塾もあります。
そのような塾では、
入塾後に、
別料金の講座を
しつこく勧誘してくる可能性があります。
ひどい塾では、
断っても何度も勧誘してきたり、
大事な授業時間を使って勧誘したりすることもあります。
オプション講座が多い塾の場合は、
通っている生徒などに
「勧誘は多いか?」と
事前に聞いて情報を集めておくといいでしょう。
校舎や教室がきちんと清掃されている塾を選ぼう
通うならば、きれいな塾の方がいい、
ということではありません。
塾は、学校などと違って、
掃除はその塾の先生たちが行っていることが多いです。
すると、校舎がきちんと清掃されていない塾は、
その校舎の先生がズボラだったり、
掃除をしたくても、掃除ができないほど忙しく、
生徒の対応もおろそかにしがちな先生だったりします。
先生がズボラだと、授業を信頼できないです。
また、先生が授業や生徒対応以外のことで忙しすぎる塾も
信用できません。
清掃ひとつとっても、塾の実態が見えるのです。
ただ、どうしても校舎自体が古い場合は、
汚れが目立つ場合がありますが、
あくまで、日々の清掃がきちんとされていそうか、
ということを基準に見てください。
校舎が古くても、
日常的にきちんと掃除されていれば、
ほこりっぽさなどが無いでしょうし、
机の上が消しゴムのカスだらけ、
ということもないでしょう。
しかし、説明会などの際は、
念入りに掃除している可能性があります(生徒を集める大事な会ですから・・・)
校舎の普段の状況を見るためには、
飛び入りで訪問してみるといいでしょう。
また、説明会に参加したい場合は、
説明会が実施される数日前に飛び入りするか、
説明会後に「個別に話を聞きたい」との理由などで
後日訪問するといいでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
塾で働いていたからこそわかる裏側を踏まえて
塾選びをコツをお伝えしました。
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