高校入試が直前にせまる中3冬休みにやるべき数学の勉強について、
元塾講師がお伝えします!
相似・三平方の定理を理解しよう!
数学の高校入試の図形の問題は、
「相似」「三平方の定理」を利用して解くものが大半です。
そのため、「相似」「三平方の定理」を理解しておかなければ、
高得点をとることは難しくなります。
しかし、ここで問題が・・・。
学校によっては、三平方の定理を3学期に教わることもあるのです!
これを冬休みに読んでいて、「まだ習っていないなぁ」と
思った人も少なくないと思います。
しかし、三平方の定理は、
基本的なことは非常に簡単です。
そのため、まだ習っていなくても、
参考書や問題集などを使って、
基本的な内容だけでも理解しておくことをおススメします。
わからない問題も、すぐに答えを見ない!
次に大切にしてほしいことは、
「わからない問題も、すぐに答えを見ない!」
ということです。
あたりまえじゃん!
って思うかもしれません。
しかし、勉強に熱心な人の中には、
「わからない問題は、答えを見て理解して、解き方を覚えよう!」
と、決してズルのつもりではなく、力を伸ばすために「答えを見る」という行動をとることがあります。
当然、答えや解説を確認することで、解き方を理解して覚えていくことはできるのですが、
高校入試には「解き方を覚えただけでは解けない問題が出題される!」
ということを知っておかなければなりません。
学校の中間テスト・期末テストでは、
解き方の暗記だけで高得点をとれることが多いです。
もちろん、高校入試でも、暗記だけで対応できる問題も出題されますが、
高校入試では「思考力」が必要な問題も出題されるため、
解き方の暗記だけでは高得点を解くことがむずかしくなります。
「思考力」を身に付けるためには、
問題に対して、じっくり考える時間をとることです。
ひとつの問題に対して、最低10分は考えるようにしましょう!
もちろん、10分以上考えても解けない時は、
答えや解説を読んで理解するようにしましょう!
塾に通おう!
最後にお伝えしたいことは、
「冬休みは、塾に通おう!」
ということです。
別に宣伝ではありません。
「元」塾講師ですので、みなさんが塾に通っても、私に何の得もありません(笑)
それでも、「塾に通おう!」と言っているのは、
塾に通わないと、高校入試で問題を解く力が十分につかない可能性があるからです。
先ほどお伝えしたように、学校によっては、3学期になっても新しい単元の授業をすることがあります。
しかし、塾では、冬休みには高校入試の問題を解きつつ、中1~中3までの内容を復習していくことができますし、
「相似」「三平方の定理」を使った重要な解き方なども教わることができます。
「学校の授業だけでは高校入試対策は完ぺきにはならない」
と思うのが、長年塾講師として教えてきた人間の考えです。
何度も言いますが、宣伝でもなんでもなくて、
高校入試を勝ちたいのであれば、塾に通うようにしてほしいと思います。
まとめ
今回は、高校入試に向けて、中3冬休みにやってほしい数学の勉強についてお伝えしました。
冬休みは2週間ほどしかないため、あっという間です。
この期間を大事にしてくださいね。