１学期の５月ごろになると中間テスト、
６月の終わりごろには期末テストが行われます。
中１のみなさんにとって、
小学校にはなかったようなテスト形式なので、
とまどっていたり不安な気持ちを持ったりしていることでしょう。
そこで、今回は、
中１の１学期での
テスト勉強で気を付けるべきことについて解説していきます！
「小学校で算数が得意だった」は危険！
小学校のころ、算数が得意だったにもかかわらず、
中学校に入って数学が苦手になってしまう生徒が少なからずいます。
その理由は２点。
①算数と数学では、頭の使い方が異なるから
②算数が得意だったからと、数学の勉強をなまけるから
①の「算数と数学は、頭の使い方が異なる」というのは、
算数では基本的に数字のみを使って計算しますが、
数学では「文字」も使用します。
「文字」を使うことで、算数のころとは違い、
問題文や式に書かれていることをイメージしにくくになります。
イメージしにくいからこそ、難しくなるのですね。
このように算数から数学へと難しくなったにもかかわらず、
②のように「算数が得意だったからと、数学の勉強をなまける」
ということをしてしまうと、
成績が落ちてしまうのは当然ですね。
中１の１学期中間テストでは、算数が得意な生徒は高得点がとれることが多いのですが、
１学期の期末テストで成績がガタンと落ちてしまうことが多いです。
これは、中１の１学期中間テストが、簡単すぎるから。
範囲としても「正の数・負の数」の計算が何種類か出題されるにとどまります。
しかし、
１学期の期末テストになると、
「文字式」が範囲に入ってきて、
小学校の算数と違いイメージしにくくなり、
そのまま成績が落ちてしまうのです。
小学校まで算数が得意だった人は気を付けましょう。
逆に、算数が苦手だった人も、このタイミングで追いこすことができるので、
勉強をがんばってください。
教科書の端っこまでよく読んでおこう！
テスト勉強の際は、
学校で配られているワークやプリント
塾の教材や
本屋に売っている問題集
などを使って勉強すると思います。
これらを使って勉強をしっかり頑張れば、
９０点以上取ることも可能でしょう。
しかし、テストを作成する学校の先生によっては、
これらだけでは１００点を取らせてくれない問題を
作ってくる場合があります。
それは、「教科書のはしっこに載っている内容」を
出題してくるからです。
特に、社会や理科などは、
教科書の端に「補足」のような形で
プラスアルファの知識を書いてくれています。
このような知識は、高校入試などには出題されにくいのですが、
学校のテストでは出題されることがあるのです。
このような知識は、
端に小さい文字で書いてあることが多く、
あまり重要でないような感じがしますが、
このような知識を出題されると、
きちんと読んでいなければ１００点を逃す結果にもなりかねません。
中間テスト・期末テストの勉強の際は、
教科書の端から端まで読むようにしましょう！
テスト中の時間配分に注意
中学校のテストでは、
非常にたくさんの問題が出題されることが多いです。
テスト範囲の内容を
色々入れようとすると、
どうしても問題数が多くなってしまうのですね。
すると、ひとつひとつの問題をじっくり考えていると、
時間切れになってしまって最後まで解けない場合があります。
中学校の中間・期末テストでは
きちんと勉強していれば問題を見た瞬間に解ける問題がほとんどです。
学校の先生も、それをわかっていて問題数を多くしています。
しかし、きちんと勉強しておらず、
問題を見てもしばらく考えないと解けないような状態だと、
最後までたどり着けなくなってしまうのですね。
なので、しっかりテスト勉強を行うと同時に、
テスト当日の時間配分には注意しましょう！
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、中１の１学期の中間テスト・期末テストで
気を付けてほしいポイントをお伝えしました。
中１の１学期のテストで高得点をとっておくと、
学校の先生に「この科目が得意な生徒だな」
という印象を持ってもらいやすくなり、
いい成績をつけてもらいやすくなります。
中間テストでがんばるとともに、
中間テストで失敗した人も、
期末テストで取り返せるよう頑張ってください！