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クライオ電子顕微鏡とは?2017年ノーベル化学賞 ジャック・ドゥボシェ、ヨアヒム・フランク、リチャード・ヘンダーソン

更新日:

 

2017年ノーベル化学賞が発表されました!

授賞理由は

溶液中の生体分子の構造を高い解像度で観察できるクライオ電子顕微鏡の発明

です。

?????

何のことやら、ですね。

そこで、今回は「クライオ電子顕微鏡」についてわかりやすく解説するとともに、

理科のテストの時事問題に出題されそうな用語をお伝えしていきます!

小中学生や科学が苦手な大人の方でも理解できるような解説を行っているため、科学的知識の豊富な方が読むと多少違和感を覚えるような表現があるかもしれませんが、何卒ご理解ください。

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2017年ノーベル化学賞について

 

授賞理由は、先ほどお伝えした「クライオ電子顕微鏡」の発明です。

受賞したのは

スイスのジャック・ドゥボシェ

アメリカのヨアヒム・フランク

イギリスのリチャード・ヘンダーソン

の3名です。

時事問題には、3人の名前や国名は覚えなくていいでしょう。

 

クライオ電子顕微鏡とは?

 

クライオ電子顕微鏡」についてものすごく簡単に解説すると、

ものすごく小さいものを立体的に観察できる顕微鏡」です。

 

では、なぜこれがすごいのか説明します。

 

まずは「顕微鏡」について理解しておく必要があります。

みなさんが学校で使うような普通の顕微鏡では、

観察したいものに光を当てて観察しています。

しかし、もっともっと小さいものを観察しようとすると問題が出てきます。

それは、「光が波のようにふらふらしながら進むこと

光がふらふら動きながら進むと、

ふらふら動く幅より小さいものに光を当てることができないのです。

 

そこで登場するのが「電子

電子は、光がふらふら動く幅よりはるかに小さいので、

光では観察できなかったものも観察できます。

そうやって作られたのが「電子顕微鏡」です。

 

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やっと、「クライオ電子顕微鏡」の解説に入れます。

電子顕微鏡にも弱点がありました。

それは、「電子を当てると、観察したい物が壊れてしまうこと

電子は非常に小さいのですが、

観察したい物も小さいため、

一気にたくさん電子をぶつけると壊れてしまうのです。

かといって、ぶつける電子の量を減らすときれいに見ることができません。

 

そこで考え出されたのが、

非常に低い温度にして電子によって観察物が壊れないようにしつつ、

たくさんの画像を撮影して、後でつなげる方法

この方法によって、きれいに立体的に観察できるようになりました。

そのような観察ができるのが「クライオ電子顕微鏡」です。

 

クライオ電子顕微鏡」の発明により

特に生き物の体を作っているタンパク質の構造などの撮影ができるようになり、

様々な研究がより発展するようになりました。

このことが、ノーベル賞を受賞した理由です。

 

時事問題に出題されそうな用語

ズバリ「クライオ電子顕微鏡

以上です。

受賞者の名前などは覚えなくていいですし、

クライオ電子顕微鏡の仕組みについても、

理解している学校の先生はほとんどいないですので、

出題されることはほぼないと考えていいです。

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